アルバイトやパートでも借入れできるの？

キャッシングの審査をする上で最も重要なポイント、それは"返済能力"があるかどうかです。キャッシングに申し込むとき、勤務先や収入についての質問項目がありますが、それらの質問は "返済能力"を査定する上で最も重要なポイントになります。

では、正社員に比べ返済能力に劣るパートやアルバイトでもキャッシングはできるのでしょうか？

答えは"YES" 。

きちんと安定した収入のある方なら、パートやアルバイトでも安心してお金を借りることができます。

これから、アルバイトやパートの方が審査に通るためのポイントについてお話していきたいと思うのですが、その前にまず知っておかなくてはいけないことがあります。

まず、アルバイトやパートは正社員に比べて（一般的に）返済能力が低いため、基本的には審査に通っても借りられる金額はそれほど高くないということ。

そして、2010 年 ６月からの貸金業法の改正によって、年収の３分の１までしかキャッシングを利用することができなくなり、借入先が数社に分かれていても、借入の合計が３分の１を超えることはできなくなったということです。

アルバイトやパートでも借り入れ可能！審査に通るポイント　その１

アルバイトやパートでは、審査に通りにくいばかりか借りられる金額も少額になりますが、配偶者がいれば話は別。

アルバイト収入のほかに配偶者の年収についても記入しておくと、より審査に有利になり、借りられる金額も多くなる場合があります。まとまった金額を借りたいときにとても重要なポイントになりますので押さえておきましょう。

ただし、そのときには配偶者の収入を証明する書類や、ご主人が借入に同意していることを示す書類、夫婦であることを証明する住民票などを提出しなくてはならない場合もあるのでご注意ください。

アルバイトやパートでも借り入れ可能！審査に通るポイント　その２

アルバイトでも、ある程度 安定した収入があると判断されれば借り入れは可能ですが、それでも不安はつきもの。次に押さえておきたいポイントは、貸し手となる会社側の不安を抑えるための"信用力アップ"です。

申し込みのときに、保証人の有無や仕事の内容、身分証明書などできるだけ多くの情報を提示しておくと、信用力のアップにつながります。また携帯電話だけでなく固定電話についても記入があれば、より信用力が高まるようです。ぜひ抑えておきましょう。

アルバイトやパートでも借り入れ可能！審査に通るポイント　その３

貸金業法の改正により、審査が厳しくなったように思いますが、需要の高まりによって、実はアルバイトやパートを対象にしたキャッシングが今増えています。

その中には、学生ローンやレディースローンといった、学生や主婦を対象にした商品もあり、パート、アルバイトの収入でも、審査を通過できる可能性が高まっています。

審査の材料となる査定ポイント

審査基準はキャッシング会社によって若干違いますが、どの会社も返済能力があるかどうかを必ず査定します。査定ポイントとして、

・　収入（毎月安定した収入があるか）
・　居住スタイル（持家？貸家？また住宅ローンはあるか等。持ち家ローン無しがいちばん有利）
・　固定電話の有無（あるほうが有利）
・　保険証は社会保険証・国民保険のどちらか（社会保険証のほうが有利）
・　過去に返済遅延などの返済トラブルがないか（あるとNGになる可能性が高い。）
・ 個人信用情報にキズがついていないか（過去に３ヶ月以上返済を延滞したことがあったりまた、短期間に複数申し込みの履歴（１ヶ月以内に３件以上など）があると審査に不利になります。）

まとめ

アルバイトやパートの方でも、安定した収入があれば基本的にキャッシングは可能です。ただ、アルバイトやパートの場合、正社員の方よりも収入が安定していないということもありますので、利用する際はより慎重に、必要最低限の額のみ利用するようにしましょう。

また、毎月無理なく返済できるように返済計画をたてるようにしましょう。計画性のないキャッシングは将来の自分の首をしめることになります。計画的な利用を心がけてください。

【この記事の著者】
山内　辰之（やまうち　たつゆき）
1983年生まれ。趣味はパチンコ、野球観戦、旅行。特技は書道で、高校卒業時に教授免許を取得する。大学在学中にパチンコにはまり、アルバイトで書道を教えながらパチンコに熱中する。その間にパチンコが原因で消費者金融から初めての借金をする。そのうちに３社から計７０万円の借金をし、返済困難な状態となるが、返済期日間近にパチンコで大金を得、その日のうちに完済する。現在は書道教室を行いながら週１回のパチンコと野球観戦に興じている。